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Windowsで使っているショートカット。

ネットで探せばすぐに出てきそうなことの焼き直し。 僕はマウスが好きではないので、キーボードで可能な動作はそちらで済ませている。 自分が普段から使っているショートカットのうち、キーの割り当てを変更したりせず、どの環境でも使えるものを書き並べる。 よく使うソフトを起動するとき マシンの性能に合わせて、自分にとって体感で待ち時間が短い方法を使いわけている。 遅いマシン - Windowsキーと数字の同時押し - デスクトップに置いたアイコンにショートカットキーを割り当てる 速いマシン - スタートメニューからソフト名を入力 共通の操作 - Win + Eでエクスプローラを起動 ここでは、遅いマシンはHDDでWindows 7、速いマシンはSSDでWindows 10のものをそれぞれ仮定している。もちろん、これら以外にメモリやCPUにも左右される。 自分はめんどくさがりだから、できるものならスタートメニューからソフトを自分で探したくない。遅いマシンでの動作は、たとえば以下の画像の環境で Windowキーと数字の1を同時に押すとMicrosoft Edgeが起動する。あるいは、デスクトップに置いたアイコンを右クリックした先のプロパティから任意のショートカットを割り当てることができる。 また、デスクトップのなにもない場所での右クリックメニューから、デスクトップのアイコンを非表示に設定できる。これを使えば、スッキリした見た目のデスクトップでスムーズにソフトを起動させられる環境を作れる。 速いマシンの場合は、スタートメニューをコマンドランチャーとして動作させている。これは、上の画像のタスクバーにある検索ボックスや、Win + Qという別のショートカットでも同じことができる。特にメリットがないからやらないけど。 このときに入力するソフト名はプロセス名(?よくわかっていない)でもよいらしく、たとえば notepad と入力すればメモ帳が検索結果に引っかかる。それから、よく検索する項目は優先的に表示されるようになる。たとえば自分の環境では、Win → ch → Enter の動作でChromeを起動できる。 Windows 10のデスクトップ。 何年も前に遅いマシンでメモ帳をスタートメニューで検索して起動しようとしたとき、その

Windows 10でQuick Look。

QuickLookというWindows 10向けアプリ を導入すると、macOSのQuick Lookができる。ファイルの中身をサクッと確認できてめちゃくちゃ便利なので、ピンときたらぜひ試してほしい。 僕はいままでWindowsを積んだパソコンしか買ったことがないけれど、特にWindowsというOSを愛しているわけではない。そもそも僕はライトユーザーだから、ブラウザが満足に動いてくれれば大抵のことは済ませられる。Chromebookがほしい。 現在は学生なので、MS Officeが必要になる機会はそれなりにある。ひとりで遊ぶ分にはファイルの互換性とかを気にしなくていいけど、人とやりとりしないといけないことがあるので、とりあえず無難な環境は確保しておきたい。だったらひとまずメインマシンはWindows機にしておこう、という思考過程でマシンを選んだ結果、現在は DellのXPS 13(9360) をメインで使っている。購入から1年半くらい経つけれど、大きな不満もなく、買ってよかったと思っている。また、最近はSSDの空き容量に余裕がなくなってきたから換装を検討している。 自分がmacOSの魅力だと感じている点は3つくらいあって、内蔵の辞書アプリとQuick Look、あとEmacsキーバインド。たぶん探したらもっとあると思う。 XPS 13を購入する前は、 ASUSのX205TA という機種をメインで使っていた。Atom Z3735Fに2GBのメモリ、64GBのeMMCを積んで購入時の価格は3万円以下と、スペックと価格を削ぎ落としたようなマシン。真っ赤なボディが特徴で、外観に関してはXPS 13よりも気に入っている。 そのX205TAでWindows 8.1を使っていた頃は、Mac OS XのMission ControlとQuick Lookがめちゃくちゃ羨ましかった。あんまり羨ましいから Dexpotというフリーソフト を導入してMission Controlを再現していたけれど、Windows 10で仮想デスクトップが使えるようになって解決した。Quick Lookの機能を実現するソフトもいくつかあったけど、X205TAのスペック不足もあり、諦めて そのまま忘れて いた。 で、今日インターネットをふらっと徘徊してたら、そのQuick Lookを

Dropbox Paperからテキストファイルに移行した。

ただのテキストファイルをDropboxで同期して、各OSのMarkdown対応エディタで編集する。いろんなクラウドメモサービスを渡り歩いた結果、一番シンプルな方法に行き着いた。 複数端末を使う人間にとって、クラウドメモは便利なもので、もはや欠かせない。 僕は数年前から Simplenote というサービスを使っていた。これは、ざっくり伝えるとテキスト専用のEvernoteで、とにかく高速な同期が長所のシンプルなクラウドメモ。各モバイルOS向けアプリが提供されているほか、ブラウザからのログインでもファイルにアクセスできる。 これに大きな不満はなかったものの、作成した文書が少し扱いにくかった。Simplenoteにはフォルダという概念がなく、ハッシュタグと検索だけで済ませる。Gmailではこのやり方にすっかり慣れて便利に使っているので、扱い方がわからないということはない。でも、メモツールとしては、この管理方法は自分には合わなかった。 その代替として、当時ちょうど公開されたくらいだったDropbox Paperが面白そうだと思って使い始めた。 名前が示す通りDropboxが提供するメモアプリで、Markdownをベースにした多彩な記法ができるのがメリット。テキストを書き散らかす分にはそれなりに使いやすかった。編集機能に不満はないものの、それ以外の部分で不満が2つあった。 まず、ファイル管理が煩雑なこと。自分にとって都合が良い点として、Simplenoteと違ってフォルダという概念は存在する。でも、Dropboxの名を冠しているものの、ファイルとしての実体は持たない。あくまでDropbox Paperというサービス内で閉じた独自フォーマットで、特段管理がしやすいわけではない。 加えて、Dropbox PaperのiPad向けアプリが絶妙に不安定。テキストを編集している途中でエラーが出て、変更した内容が容赦なく消える。自分にとってはこちらのほうが深刻な問題だった。これが半年に1回ペースとかだったら使い続けるかもしれないけど、割と頻繁に発生する。これには耐えられない。ちなみにiPhone向けアプリに関しては、所有していないので不明。でも、ユニバーサルアプリなのであれば、そちらも不安定なんじゃなかろうか。 ところで、自分がクラウドメモに求める機能は、だ

広告ブロックを導入した(物理)。

数ヶ月前くらいからアパートで一人暮らしをしているけれど、広告が頻繁にポストに放り込まれていて気になる。もうちょっと高級な住まいだったら建物全体にポスティング制限がかかっていたりするらしいけど、そんなものはうちにはない。 うちは玄関のドアにパタパタと開く口が空いているタイプなので、郵便物があるとドアを開けた第一歩で踏みそうになる。もっとも、これは広告に限らず郵便物全般に対する不満。これから先も気になるようだったら、こちらもなんとかしたい。 そして、紙の広告がWeb広告と違うのが、自分にとって興味がない広告が容赦なく飛び込んでくること。だいたいが不動産とか宅配ピザとかのチラシで、たまに保険とか。一人でピザを頼むくらいなら近くの店や大学生協に食べに行くし、まったくもって要らない。せめてスーパーの安売り情報とかだったら参考になるけど。両面印刷であることがほとんどなので、メモ代わりに使うことさえできない。 結局のところ、自分にとって有益な情報が得られる可能性よりもノイズに対する煩わしさが勝ったので、対策することにした。 そうは言っても、玄関のドアに これ を貼り付けただけ。 Amazon.co.jp: チラシ・勧誘印刷物の無断投函は一切お断り! 高耐候性ステッカー 30X150mm ヨコ型: 文房具・オフィス用品 ちょうど一ヶ月くらい前に貼り付けてから、必要な郵便物以外は1枚も入っていない。以前はだいたい週に3回、各3枚ずつくらいのペースで入っていたので、その差は歴然。 気にならない人は気にならないと思うけど、自分にとっては耐えられなかった。 400円程度の出費で日々の小さなストレスが軽減されているので、いい買い物をしたと思っている。

テレビの視聴環境を整えた。

特に強い動機はないけど、気が向いたから置いてみた。 押し入れから引っ張り出したテレビをPCモニタと置き換えて、線を繋いで完了。 ちょっと前に入院していた。 病室にはテレビが置いてあって、そういえばここ2年半くらいはマトモに観た記憶がないなと思いながらニュース番組を眺めていた。テレビのない生活に不自由はなかったけど、もしかしたら地上波でやってる映画を見るかもしれないし、少なくとも視聴できて困ることはないだろうと思って設置することにした。 今まで置いていたPCモニタはLGの安い21.5インチでFHD(1920*1080)な機種で、解像度は問題ないけど若干画面が小さい。前に住んでいたところは今より狭かったから、置き場所がなくて妥協したんだったと思う。HDMIポートや電源が背面にまとまっているので、壁掛けで使っているとケーブルが無理な方向に曲がっているのが気になっていた。 代わりに設置したテレビは賃貸に備え付けだったHisense製の HJ24K3120 で、24インチのHD(1366*768)。HDDを繋げば録画もできるけど、モニタよりも解像度が劣るから入居当初は押し入れに放り込んでいた。スピーカーの音質はどうしようもないけど、以前から使っている Amazonで "スピーカー" と検索すると真っ先に出てくるやつ を繋ぐので気にならない。 HDMI CEC、いわゆるHDMI連動に対応しているのが便利。ChromecastとGoogle Home Miniの連携で、特に設定しなくても音声操作でテレビの電源をつけたり消したりして遊べたりする。あと、電源ケーブル以外のほとんどの端子は側面にまとまってるからケーブルが傷みづらくて良い。ちなみに電源ケーブルは下から生えていて、ついでにリモコンはどことなくダサい。 当初はXPS 13をデュアルディスプレイにして使うつもりだったからモニタを設置していたけど、少なくともここ2ヶ月ほどではそんなに使わなかった。理由は大きく3つあり、そもそも作業スペースが狭いのと、ケーブルを繋ぐのが面倒なのと、接続する度に開いているウィンドウの大きさが変わるのが煩わしいのと。自分が重度のズボラ人間だということをすっかり忘れていた。 そんなわけで、置き換えて数日経過した時点での満足度は割と高い。自分がこだ

Amazonを使った個人送金を勝手に始めた。

お察しの通り、Amazonギフト券ですけど。 友人と遊んだとき、食事代として5007円を建て替えて支払った。それを自分を含めた7人で割り勘、というありがちな展開。ざっくり計算して一人あたり700円ちょっとなのだけれど、それを現金で受け取ると考えただけで懐が重くなる。 そもそもお金の話になったのが夜の屋外で、眠くて暗くて小銭を落としそうだった。しかも、自分が使っているのが折り財布だからそんなに大量の硬貨を入れたくない。なにより、持ち合わせに応じておつりが必要だったりしてめんどくさい。 なんだかんだと御託を並べて、せっかくだから個人送金ごっこを楽しむことにした。こう書くと大層に聞こえるけど、金額に相当する Amazonギフト券 を送ってもらうだけ。 自分にとっては馴染み深い話だけど、Amazonギフト券は15円から50万円まで1円単位で発行することができる。支払い方法は普段のAmazonでの買い物と同様だから簡単。その後の手続きも、発行されたギフトコードを相手に伝えるだけ。昔はEメールでの送信しかできなかったはずだけど、最近はAmazon側でも友人間での意識を利用しているらしく、"メッセージアプリでシェア"という項目がある。 メール、テキスト(SMS)、アプリで共有の3択。 もっとも、メッセージアプリで送信した場合でも、手順自体は自分宛てにメールで送信したギフトコードを相手に伝えるのと変わらない。自分だったら従来の手順で送ると思う。一般に個人送金サービスといえばLINE Payなんかがあるけど、そもそも自分が使っていないから使わなかった。身分証での認証が必須なのが手間に感じるのと、単純にLINE自体がそんなに好きじゃないから。 提案する前から予想はしていたけど、どうやら楽なのは自分だけらしく、支払ってくれることになっている面々はめんどくさそうな顔をしていた。そうは言っても金が絡んだことだし、多少の手間は我慢してやってくれるんじゃないかと思っている。 どうしても面倒なら現金で渡してくれるだろうし、あるいはすっぽかされるかもしれない。自分が建て替えで支払う金は基本的に戻ってこないものだと考えているので、それはそれで構わない。よくないけど。 最近は日常生活で現金を使う機会を意識的に減らしている。小銭の煩わしさが少な

Nexus 5Xのブートループを解消した。

先日、母のためにOnePlus 6を購入した。このきっかけは、それまで母が使っていたNexus 5Xがブートループに陥ったこと。端末を移行するにあたって、データの救出のために一時的にでも端末を起動させる必要があったので、その顛末をメモ。 同じような内容は各所で紹介されているけど、自分は このサイトを 参考に進めた。 How to Fix Nexus 6P Bootloop Issue or Bootloop of Death (Nexus 5X too) | TheCustomDroid 日本語だと、 このQiita記事 が丁寧。というか、こちらが十二分にわかりやすいからただの二番煎じになってしまう。 文鎮化したNexus 5Xの復旧方法 | Qiita 結局のところ、Nexus 5Xおよび6Pが搭載しているSoCであるSnapdragon 808に問題があるらしい。対処法として、その動作の一部を制限して解決するという手法をとっている。動作を制限するから多少パフォーマンスは落ちるらしいけど、動かないよりはマシだし、もっとも自分の場合はデータ救出のために起動するだけだったから問題ない。 この操作をするにあたって、事前にブートローダーをアンロックしていればデータはそのまま取り出せるし、そうでなければ端末を初期化する必要があるので根こそぎ吹っ飛ぶ。データ救出が目的で、かつ事前にアンロックしていなかった場合は諦めて新しい端末を買おう。 先人のおかげで、カスタムROMを焼いたことのあるような人にとっては作業そのものは簡単。事前準備として、adbコマンドが使える環境が必要。詳細は割愛。 必要なファイルは ここ からダウンロードできる。 https://basketbuild.com/devs/osm0sis/osmods TWRP for Nexus 5X | twrp-3.2.1-0-fbe-4core-bullhead.img TWRP for Nexus 6 | twrp-3.2.1-0-fbe-4core-angler.img Injector |  N5X-6P_BLOD_Workaround_Injector_Addon-AK2-signed.zip まず、SD808の問題のある部分のCPUを動作させずに動くカスタムリカバリを

楽天のアプリアイコンが気に入らない。

僕は、楽天銀行の口座を開設していたり、Koboで電子書籍を購入していたりと、それなりに楽天のサービスを使っている。これらのサービスにはスマホ向けアプリが提供されていて、各OSのアプリストアからダウンロードできる。言いたいことは記事タイトルに集約されているけど、これらのアプリアイコンについての悪口。 これは、Google Play Storeで楽天と検索した結果。楽天関連のアプリアイコンが並んでいる。 楽天 でのPlay Store検索結果。 デザインに統一感があっていいですね、じゃないんだよ。とにかく紛らわしい。 この中で自分がインストールしているのは、楽天市場、楽天銀行、楽天ポイント、楽天ペイ、楽天Koboの5つのアプリ。こう言われて画像から探しても一瞬迷うように、これらは似たような配色をしていてわかりづらい。 そして、Androidのアプリドロワーにおいて、基本的にアイコンはアプリ名で並ぶ。したがって、これらの楽天なんちゃらはすべて近い場所に集まることになる。同じようなアイコンかつ同じような名前のアイコンの群れから目的のものを瞬時に判断しろというのは、あまりに酷だ。 では、こういう統一感のあるアプリアイコンはどうやっても見分けをつけさせられないのかというと、そんなことはない。たとえば、Google Playの各アプリはこんな配色をしている。 Google Play でのPlay Store検索結果。 検索結果の上から4つがGoogle Play関連のアプリ。同じようなアイコンだけど、それぞれの色が明確に分かれているから瞬時に見分けがつく。 自分が細かいところまで気にしすぎだという可能性は否定できない。でも、デザインの専門家でもない自分が気になるほどなので、同じように感じている人は一定数いると思う。 ストレスは、こういう細かいところから生まれるんじゃないかな。

OnePlus 6が届いた。

今年はもうスマホ買わないって決めていたのに、気づいたら手が滑っていた。 とはいえ、今回は自分用じゃないからセーフ。 母は昨年からHuawei P9 Liteを使っていて、それが不調だという連絡を年明けに受けていた。とりあえずの対応として、5月頃からは家に転がっていたNexus 5Xを代わりに使ってもらっていた。数ヶ月はきちんと動いていたらしいけど、8月末にそれが急に起動しなくなったとの連絡が入った。 Nexus 5Xに発生する再起動ループ問題はそれなりに有名で、アメリカではリコール扱いになっている 。うちの個体は2年ほど問題なく動いていたから大丈夫だろうと思っていたのに、あっけなく逝ってしまった。 その可能性を見込んで母に渡す前にブートローダーアンロックしておいたので、幸いデータは無事救出できた。その過程は気が向いたら書き残しておきたい。 そんなわけで、新しいスマホが必要になった。 なぜか母の使うスマホは頻繁に不具合が生じる。 あまりに頻度が高いので、母の陰謀説を密かに疑っている。  とりあえずメンテナンスが楽そうなiPhoneを提案したら、価格が高いからと断られた。 ケチって中途半端な端末を購入してもいいのだけれど、どうせならそれなりに性能の高い機種を買って不満なく長い期間使ってもらえるほうが こちらの精神衛生上 よいと考えた。ここから端末選びの旅が始まる。 まず、必要なストレージについて。 そもそもP9 Liteに起きた不具合は、microSDが原因のものだった。曰く、容量不足になったmicroSDカードを大容量のものと交換して以降、端末を再起動する度に撮影した画像が消えるようになったらしい。検証には端末の初期化が必要なのと、母にそれを拒まれたのが理由で、詳細は不明。 外部ストレージに対応しない機種であれば、そんな心配はいらないと考えた。そうすると、保存容量は32GB以上、できれば64GBほしい。 次に、メモリについて。 2018年現在の水準では、メモリは3GB程度あれば大体の用途で快適に動く。とはいえ、今後数年に渡って不満なく使ってもらうつもりなら、少なくとも4GB、可能であれば6GBほしい。自分のOnePlus 5Tでのメモリ使用率は常時3.5GB程度で、8GBまではいらないと判断。 SoCに関してはそれほどこだわりは

携帯キャリアの売り文句が嫌い。

別に携帯電話に限った話ではないけれど、特に通信系の会社でこの傾向が強いように思う。 大手キャリアのスマホの広告を眺めてみると、景気のいい謳い文句が並んでいる。 月額1980円からスマホが持てるだの、キャリアによっては月額280円からだなんて主張している。少なくとも後者に関してはMVNO、いわゆる格安スマホよりも大幅に安いくらいだから安心して疑えるけど、前者は割と現実的な価格だから惹かれてしまう。 もちろん、これらの料金でスマホを使うためにはたくさんの条件がある。たとえば、固定回線も同じキャリアで契約している場合に限り、2年契約のうち最初の1年間はその料金が適用される。あるいは、月あたり5GBまで使えるシェアパックを組むために6000円以上払った上で、そこにもう一本回線を足すのが280円で済む。とか、そんな感じ。 当然これらの詳細は大きくは書かれておらず、場合によっては "本プランには適用条件があります。詳細はカタログをご覧ください" なんて豆粒みたいな字で書かれていたりする。自分は該当しないから推測でしかないけど、まず間違いなく老眼だと読めないはず。よくもまあそんなおいしい部分だけ抜き出して宣伝文句にするね、と感心する。あるいは、その売り文句が主張できることを前提にして料金プランを用意しているんだろうか。 最近はあんまり見ないけど、近所のキャリアショップの壁に、1日あたり100円でタブレットが持てる!と大きく貼られていたこともあった。こんなブログを読むような人なら冷めた目で月額3000円じゃないかって呆れると思うけど、飛びつく人も一定数いるはず。目くらましとしてうまいとは思うけど、子供騙しのようで好きになれない。 また、大手キャリアに限らず、Y! mobileやUQ mobileなんかのいわゆるサブブランドにも似たような傾向がある。親が親なら子も子という感じか。初めの1年間は本来の料金の1000円引きの月額1980円で使えること(だけ)を全面に押し出している。契約自体はいわゆる2年縛りなので、当然残りの1年間の月額料金は1000円増しになる。2年間毎月2500円でスマホが使えると考えられればそこまで悪くないかもしれないけど、一般的な感覚として月々の支払い料金が1.5倍になったら高く感じるものらしい。 契約する本人が理解、納得し

XPS 13 (9360) のブルースクリーン問題を解消した。

XPS 13にVirtualBox等の仮想化ソフトをインストールするとBSoDが頻発して困っていたけれど、Killerのワイヤレスカードに関連するソフトウェア群をアンインストールしたら発生しなくなった。 DellのUltrabook(死語)であるXPSシリーズ。自分はXPS 13 (9360)という機種を愛用している。主な購入動機は、日本国内での購入でもUS配列のキーボードが選べたから。概ね快適に使っているのだけれど、VirtualBoxをインストールすると作業に支障が出る頻度でブルースクリーンが発生する。前触れなく作業中のプログラムが吹っ飛ぶので、バックアップの重要性を思い知らされる。 これは困ると思って調べたところ、どうやらXPSシリーズに搭載されているワイヤレスカードであるQualcommのKillerシリーズとVirtualBoxの相性が悪いらしい。 KillerにKillされる絶望的状況。  大学で履修している講義でUbuntuを使おうとしていたので、それなりに慌てて解決策を探した。金に物を言わせて中古のThinkPadを買おうと思ったけど、あいにく予算に余裕がないのと選定に時間をかけてしまいそうだったのとでとりあえず見送った。 どうやら、対策としては大きく3つあるらしい。VirtualBoxの使用を諦めるか、ワイヤレスカードをKillerシリーズでないものに換装するか、ワイヤレスカードに関連するソフトウェアをアンインストールするか。 今回のBSoDはKillerのワイヤレスカードとVirtualBoxが干渉して起きているので、ひとつめの対策が効果的なのは明らか。でも、いまはVirtualBoxが必要だから却下。 ふたつめの方法では、たとえば こちらのブログ記事 のようにIntelのワイヤレスカードなんかに換装することで、ハードウェア面で対策する。自分はできるだけコストをかけずに対策したかったのと、開腹に必要なトルクドライバが手元に見当たらなかったので見送った。ただし、これが根本的な対策だと思う。 XPS 13 9360の無線LANカードを換装した | akashisnの日記 結局、自分の場合はKiller Network ManagerなんかのKillerが冠されているソフトウェアを根こそぎアンインストールしたらBSoDが発生し

OnePlus 5Tのroot権限を放棄した。

現在のメイン機であるOnePlus 5Tには購入当初からMagiskを導入していたけれど、root権限がなくても困らない気がしてやめてみた。10日ほどその状態で使っているけれど、思ったより不満がなかった。 ここ半年ほど、メインスマホとしてOnePlus 5Tを使っている。現在使っているのは2台目で、一度目は発売日に購入したのに気に入らなくて返品した。その後、なんだかんだで今年の2月頃に買い直した。OnePlusの最新機種はOnePlus 6だけれど、性能面では現状に全く不満がないので詳細はあまり知らない。同じ機種を半年間使い続けるのは久しぶりかもしれないので、できればあと数年はこのまま使っていてほしい。 スマホをあれこれ買うようになる前は一貫してNexus 5をメイン機として使っていて、当時から端末をroot化していた。端末をroot化するとシステムファイルを書き換えられるようになるので、スマホのソフトウェア面での不満の多くを解消できる。その一方で、システムの根幹に関わるファイルを下手に書き換えると端末が起動しなくなるリスクもある。Nexus 5をroot化したのはセルスタンバイによるバッテリー消費を抑えるためでもあったし、カメラのシャッター音を無効化したいためでもあった。あとは、システムフォントを変えたいだとか、ナビバーの代わりにジェスチャーで操作したいだとか、そういった細かいところに手が届くから重宝していた。 その流れで、OnePlus 5Tに関しても購入してすぐにMagiskを導入し、root化して使っていた。ところが、現在の環境を見直してみて、これらの問題の多くはroot権限がなくても解決できることに気づいた。 そもそも最近の機種のほとんどではセルスタンバイ問題は生じない。そして、海外スマホの多くは初期状態でシャッター音を鳴らさないように設定できる。機種によっては日本のSIMカードを挿すと鳴るようになっているけれど、少なくともOnePlus 5Tは問題ない。このあたりは過去に少し詳しく書いている。 シャッター音とSIMカード。 | 雨の日のメモ システムフォントが気に入らないのは諦めて慣れるしかないけれど、自分が求めるジェスチャー操作はOS標準で対応している。OnePlus機に搭載されるOxygenOSは、Googleが開発するNexus

苦しまずに英語を習得する。

趣味の分野のWikipediaとかYouTubeを眺めたらいいんじゃないかな。 先週末、TOEFLとTOEICを受験した。 ひとつに週末で両方を受験するのは頭が悪い人がすることだと思うのでやめたほうがいいと思う。付け焼き刃の英語力で点数を測るのはどうかと思う、なんて御託を並べて全く準備をせずに臨んだけど、それはいつも通り。 TOEFLはリスニングの途中でトイレに行きたくなるからいけない。あとおなかがすくし、リーディングの最初から全力で集中するとリスニングの終盤で集中が切れる。スピーキングとライティングはなんとなく楽にこなせたような気がしたけど、なんだかんだで一年前とスコアは変わらない気がする。 TOEICは英語のテストというより反射神経のテストという印象を持っている。ぼーっとしていたら出題が終わってるから、Part2が一番苦手。最後に受験した時から出題形式が改定されたと言われていたから少し気にしながら解いていたけど、あまり違いがわからなかった。事前にきちんと対策していたらわかるんだろう。 ありがたいことに自分は各所で英語ができるという評価をいただいていて、留学に行ったと言えば、英語ペラペラなんでしょ?と返ってくる。最近ではペラペラってどれくらいを指すだろうな、たぶん訊いている側もそれほど強い興味はないんだろうな、と思いながら返事をしていることが多い。日常生活では大きく不自由しないくらいですね、と答えている。 その流れで、どうやって英語を身に着けたのかと問われることが多い。 先程の試験に対する意識からも見て取れるように、自分は真面目に勉強をするタイプの人間ではない。少なくとも英語に関しては、たとえば単語帳をぶん回すような明示的な努力をした記憶がない。だから、この質問にはうまく答えられない。どうやったんでしょうね、と返すわけにもいかないので本当に困ってしまう。 自分の意識としては、自身の英語力が一生懸命努力して勝ち取った能力だという印象は全くない。日本語が使えるなら英語が使えたっていいだろう、くらいの認識。絵を描くとか、歌うとか、そういった人より秀でて見える能力が、自分にとっては語学力だったんだろうと思っている。 それでもなにか秘訣があるんだろう、もったいぶらずに教えろ、とあんまりしつこいので、一度考えてみることにした。 インターネットで

レオパレスのエアコンが勝手に切れるから対策した。

ELPAのRC-22ACというリモコン が、サンヨーのSAP-LP22Rという機種のエアコンに使えた話。散々語り尽くされている内容だからおもしろさの欠片もないけど、人柱報告を兼ねたメモ。 どことなくおもしろそうだから、人生で一回は住んでおきたいと思っていたレオパレス。管理会社は第三者だけど、どうやら自分はレオパレスが建てた建物に住んでいるらしい。となると、夢中で頑張らないといけないわけだ。 そんな生活での一番の問題点だったのが、エアコンが3時間で勝手に切れること。過去形なのは解決済みだから。ちなみに次点で狭いキッチン。連日35度を超える時期に入居したので、このままではうっかりすると冗談抜きで死にかねなかった。 軽く調べてみたところ、どうやら備え付けのリモコンは、電源オンの信号と同時にオフタイマーを設定する信号も送信しているらしい。頼むから余計なことをしないでほしい。 対策はいくつかあり、手っ取り早いのは市販の汎用リモコンを購入すること。そうすれば、電源ボタンを押したときに余計な信号が混ざらないのでエアコンが勝手に切れることはない。欠点としては、購入した機種が設置されているエアコンに対応していない場合、適切に機能しない。 Amazonで探してみると、少なくとも OHMのOAR-10Rというリモコン は設置されているエアコン(SAP-LP22R)に対応している様子。レビューは こちら 。 しかし、この機種は既に廃盤らしい。わざわざ高値で中古を購入するほどではないけど、他に動作報告のある機種がない。困った。 しょうがないから、割とレビューが安定していて大丈夫そうなやつを選んで買ってみた。それが、ELPAのRC-22ACという機種。 Amazon等で流通している K-1028E という機種も価格面で魅力的だったけど、通販の到着を待っていられないくらい緊急を要していたから量販店に買いに行った。 結果としては、あっけなく使えた。 製品に同封されている、あるいは オンラインで転がっている 説明書に従ってリモコンを操作し、サンヨーのリモコンコードを試してみたらすんなり動いた。同じメーカーでも複数のコードがあるみたいだけど、今回は最初に試したもので通った。 レオパレスの物件でも、比較的最近設置されたエアコンは勝手に切れないようになっていたり、ある

一人暮らしの部屋が広い。

そういえば、一人で生活するのは初めてらしい。 数ヶ月前に帰国した。 しばらくは家族と生活していたけれど、先週末に引っ越して、新しい場所での生活を始めた。どうでもいいけど、ここ数年はざっくり年に一度くらいのペースで荷造り、荷解きをしている。そろそろ飽きてきた。 それはそれとして、引っ越した先の部屋が妙に広く感じる。 もともと狭い空間のほうが落ち着く性質なのもあり、ちょっとそわそわ。 入居先は6.5畳の1Kで、特別広いわけではない。 なぜだろうと少し考えて、気づいた。一人暮らしは初めてだ。 思えば自宅の自分の部屋もそれほど広くはないけれど、家族と離れて生活している期間はそれなりにある。 初めて住んだのは、4.5畳の個人スペースと大きいリビングのある、4人部屋の寮。 最近まで生活していたのは、3人部屋にベッドと机を並べたアメリカの寮。 それから、今の部屋。 考えてみれば、一人暮らしの部屋には、友人なんかがいる空間でしか体験したことがない。厳密には滞在中に家主が出かけて一時的にひとりになったことはあるけど、それも数時間とか、それくらいの時間。 ひとり用の広さ部屋にふたりでいる状況のほうが、自分にとっては馴染み深い。 やっと料理をする気になるくらいには荷解きが落ち着いてきた。 一人暮らしの部屋、一人で生活するには少しばかり広くて、ちょっと持て余す。 そのうち人を呼んでみよう。 せっかくだからぬいぐるみでも置こうと思って物色している。 ニトリのコレ なんかがいいかなと思っているけれど、接触冷感だと夏が終わったら冷たいかな、なんて思って踏ん切りがつかない。

予算5000円で遊ぶスマートホーム。

用意するのは、スマートスピーカーと赤外線リモコン。 Google Home Mini | 3000円 RM Mini3 | 1500円 これだけの出費で、声で家電を操作する魔法を習得できる。 2017年から日本でも地味に盛り上がっているスマートスピーカー。 単体でもいろいろと遊べるけれど、Raspberry Piや温度センサー等の外部機器と組み合わせることで遊びの幅が広がる。既にそれなりに開拓されているジャンルなので、いろんなブログで解説記事が書かれている。それらに乗っかって遊んでいるだけなので新規性のかけらもないのだけれど、思ったより楽しめているので書き残しておきたい。 ちょうど1ヶ月ぐらい前に、半周遅れだなあと思いながらGoogle Home Miniを買った。定価が6000円のところを、量販店の半額セールで3000円くらいで購入。 ChromecastをはじめとするGoogle製品といえば、楽天スーパーセールで半額になる定番という印象がある。しかし、Google Home Miniに関しては楽天以外でも安売りをしているのを割と頻繁に見かける。それこそ、わざわざ定価で買わなくてもいいんじゃないかと思うくらい。 この製品の競合はAmazonのAlexaを搭載するEchoシリーズだと思うけれど、現時点ではGoogle Home (Mini)の方が後述の赤外線リモコンとの連携で秀でているらしいので、今回はこちらを選択。 それから、RM Mini3という赤外線リモコンを1500円程度で買った。リモコンといっても赤外線とWi-Fiモジュールを搭載した円筒形の軽い塊で、もともとはスマホと連携してリモコンの代わりとして使うことができるのがウリだったらしい。それが最近になってスマートスピーカーを使った音声操作ができるようになり、また盛り上がっている様子。 Link Japanから売られている eRemote Mini という製品が国内正規品ということになっているらしく、6000円程度で市場に流通している。 この製品の元モデルがBroadLinkのRM Mini3というもので、海外通販サイトで20ドル程度で売られている様子。どうやら GearBestから購入 するのが界隈では定番らしいけど、ebayで14ドルくらいで

Android 6.0以降でBluetoothテザリングを常時有効にする。

Wi-Fi専用タブレットを持ち出すとき、低速でいいからネットに繋ぎたいことがある。スマホを取り出してテザリングを有効にしたらいいんだけど、週に複数回くらいの頻度でそれをするのは面倒。できる限り楽をしたいので、消費電力の少ないBluetoothテザリングを常時有効にしておきたい。 以前もそんなことをしてたな、と思いながら試したAndroid 5.xくらいの頃に使っていた手法ではうまくいかなかったけど、 Bluetooth Tethering On Off  というアプリを使うことで解決した。 現在のうちのモバイル環境はこんな感じ。 OnePlus 5T | Android 8.1 iPad Pro 12.9 Wi-Fi   (2017)  | iOS11.4 XPS 13   (9360)  | Windows 10 iPad Proが大きくなった気がするけど、そのネタはおいおい。 以前はデータ通信用のSIMカードを複数所有していたし、各端末にSIMスロットがあったから困らなかった。現在は6GB/月のSIMカードが1枚、これをOnePlus 5Tで運用している。ちなみにOnePlus 5TはDSDS機なので、docomoの通話専用SIMもここに入っている。 厳密には0SIMも所有しているけど、AndroidケータイのSH-06Gに挿しっぱなしでTwitter専用機になっているのでここではカウントしない。SH-06GはWi-Fi非対応なので、 他であまり使い道のない  低速なSIMカードを挿している方が使い勝手がいい。適材適所。 さて、OnePlus 5Tのデータ回線を使って、iPad ProやXPS 13でサクッと通信したい。 常時有効にするとなると、Wi-Fiテザリングはバッテリー消費が気になるのでパス。そんなに速度を要求する使い方はしないので、今回はBluetoothテザリングを使う。 Androidで自動化といえば Tasker 。 最近はいろいろと洗練されてるから脱獄もroot化もいらないという声を耳にする。Taskerも以前ほど活用される機会はないのかなと思うけれど、少なくとも自分は未だに使っている。 Android 5.xの頃は、Bluetoothテザリングを常時有効にするのに S

低遅延Bluetoothオーディオ沼に片足を突っ込む。

当初の予定よりもいろいろ書き連ねてしまったので、とりあえず数行でまとめる。 - Nintendo SwitchをBluetoothイヤホンで使いたくなった。 - 低遅延なBluetooth送信機を購入した。 - 無線で遊べるのは嬉しいが、イヤホンが低遅延な規格に対応していない。 - いろいろ買い足したら低遅延な送受信環境が整ってきた。 こんな感じ。知らないことばかりだったので勉強になった。 Bluetoothオーディオに、aptXというコーデックがある。以前はapt-Xという表記だったらしい。標準的なSBCという規格と比較して、低遅延で高音質な音声が送受信できるとのこと。 そこから分岐した2つの規格が、aptX Low Latency (あるいはaptX LL)と、aptX HD。ヤドンがヤドランかヤドキングに分岐進化するようなものだと認識している たとえがわかりづらい 。それなりに低遅延で高音質なaptXが低遅延な方向に進化したのがaptX LL、高音質な方向に進化したのがaptX HD。 ことの始まりは、Nintendo SwitchでBluetoothで音楽を飛ばしたいという欲求。 SwitchはBluetooth自体には対応していて、Joy-Conなんかはそれを使っている。しかし、今のところ本体内蔵のBluetoothを使った音声送信はできない。 ところが、2017年10月の本体更新であるver. 4.0.0以降でUSB関連が強化された。そのおかげで、SwitchがWiiU用のタップを介してGCコントローラに対応したり、USBオーディオに対応したりした。そこでCreativeの BT-W2 というドライバ不要のUSBのBluetoothドングルを使うことで、ドングルとペアリングしたBluetooth機器で音声の受信が可能になる。という情報を こちらのブログ記事 から得た。 【高音質&低遅延】ニンテンドースイッチの音声をBluetoothイヤホンやヘッドフォンで聞く2つの方法! この記事を読んでもう少し調べたところ、PS4向けのワイヤレスヘッドホンもSwitchで使えることがわかった。こちらはBluetoothではなく、2.4GHzの専用ドングルを使用するらしい。良さそうではあったけど、もう

Huawei機の開発者オプションで手間取った。

確認すべきはオーバーレイ表示するアプリ。 今回の場合は、Navigation Dockなる機能が邪魔していた。 先日、中国人の友人がHuawei P20を購入した。アメリカでは公式に流通していないため、ebayのセラーから買ったそうな。で、バックドアアプリが仕掛けらていないか確認してほしいと相談された。Huawei機はあまり触ったことがない と思ったけど母がP9 liteを買ったときに一通り設定した気がする ので、せっかくなので引き受けることにした。 自分の感覚だったら本気でバックドアを避けるならHuawei機は選ばないけれど、そこは個人の問題。あと、日本人にとっては、不正な通信といえば中国のサーバーに送られるものだという固定観念がありそうだけど、中国人の感覚ではそのへんどうなんだろう。繊細な話題なので訊きづらい。 閑話休題。どうやって確認するか。おそらく、 通信ログを取得して不審なやりとりがないかを確認するのが正攻法だと思う。ただし検証にはそれなりに時間がかかるので、今回は見送った。自分の機種だったら時間がかかってもいいけど、他人のだから。代わりに、スマホにインストールされているアプリの一覧を取得して怪しいものがないか目視確認した。結果としては、それらしいアプリは見当たらなかった。 手順としてはなんてことはなく、設定アプリの端末情報からビルド番号を連打して開発者オプションを開放したら、USBデバッグを有効化。adbを使えるようにしたパソコンに接続し、以下のコマンドを叩くだけ。ちなみに自分の環境はWindows 10なので、使用したのはコマンドプロンプト。 adb shell pm list packages -s そうすると、インストールされているアプリの一覧が表示される。ところで自分はAndroid Studioを導入した都合で環境パスを通したりしているけれど、adbを使うことだけが目的なら このあたり を導入すればいいんじゃなかろうか。 …という手順が浮かんだから試したものの、どうもHuawei P20側でadbデバッグの許可が降りない。 初めて接続したパソコンからadbコマンドを実行する場合、不正な操作を防ぐため、Android機でadbデバッグを許可する必要がある。それはわかっているけれど、許可するボ

Netflixがおもしろい。

タイトルに違和感を感じたら正解。 Netflixで配信されているコンテンツはもちろんのこと、その仕様が他のサービスよりも柔軟でおもしろかったのでメモ。 日本でサービスを展開している動画ストリーミングサービスの大半は、日本国外からは視聴できないようになっている。知ったかぶりを承知で言えば、いわゆる利権の関係ではないかと思っている。 たとえば、U-NEXT、dTV、TVer、NHKオンデマンドあたりは視聴できなくて、アメリカから再生しようとするとエラーが出る。細かいところでは、民法の公式サイトで配信されている動画や、日本のレーベル会社がYouTubeにアップロードしているアーティストの公式動画なんかも観られなかった。 Huluはどうなんだろう。日本ではどこかのテレビ局の子会社が買収したという記事を去年くらいに見かけた気がする。元々はアメリカ資本の会社だけれど、日本の、それもテレビ局系の会社が管理してるなら、おそらくダメだろう。ちなみにAmazon Primeビデオの場合は、オリジナルコンテンツの場合は海外からの視聴も可、大多数のその他コンテンツはダメらしい  謎のこだわり 。 で、Netflix。こいつは他のサービスと一味違って、アカウントを作成した国にかかわらず、日本からアクセスすると日本向けのコンテンツが、アメリカからだとアメリカ向けのコンテンツが視聴できる。他の国は試していないから知らないけど、おそらく同じ。どこからアクセスしても弾かれることはなく、なにかしらの作品は視聴できる。 これを応用すれば、一方の国でNetflixを契約している人がVPNを通して他国からアクセスしているように見せることで、単一契約で両方の国のコンテンツを楽しむことができる。 そんなことを紹介したところで実践する人がいるのかはわからないけれど、注意点を挙げるならば、それなりに安定したVPNサーバを介さないといけない。理由は、再生中はずっとVPN接続を維持する必要があるため。 国内でしか観られない例として上にあげた動画配信サービスも、VPNを使えば日本国外から視聴することができる。そして、それらのほぼ全ては、再生を開始するタイミングだけユーザのIPアドレスから国情報を確認している。つまり、最初の読み込みさえ誤魔化した後は、VPNを切断することで通信品質が

Xiaomi Redmi 4Xを手放した。

やや不本意ながら、彼は知人の手に渡った。 新しい持ち主の元でも幸せに暮らしてほしい。 昨年末に購入し、1月中旬に手元に届いたRedmi 4X。 Snapdragon435にRAM/ROMは3GB/32GBと、メモリに余裕のある低スペック機といったところ。当初の目論見通り必要十分な動作をし、キビキビとした動きを求めない自分には概ね満足できる機種。バッテリーもちは悪くないけれど、4100mAhという数字から受ける印象ほどはもたないように感じる。とはいえ、自分の使い方では2日近くは問題なく使える。 そんな感じで主にメッセージの送受信用に使っていたのだけれど、最近知り合ったSoftBankのiPhoneを使う日本人の知人に、余っているなら売ってくれないかと持ちかけられた。 iPhone 6以前の機種だからロック解除ができないという例のパターンかと思ったのだけれど、SoftBankユーザにはアメリカ放題があるから事情が違うはず。アメリカ放題というのは、SoftBankが買収したSprintというキャリアの回線が使い放題になるサービス。それがあれば普段の生活には困らないんじゃないかと思ったのだけれど、通話用にSIMロックのかかっていないスマホを探しているとのこと。 事情が飲み込めないまま、自分は他にメイン機を持っているから問題ない、と口を滑らせてしまった。その時はアメリカ放題はデータ通信専用で、音声通話用の機種が必要なのかと思って納得したけれど、いま調べてみたところ、どうやらアメリカ放題は音声通話も対象らしい。なおさら意味がわからない、と思ったが、少し考えて合点がいった。おそらくアメリカ放題では日本の電話番号をそのまま使えてしまうため、アメリカ国内の友人に電話をかけるにしても国際電話扱いになる。短期滞在ならともかく、数ヶ月生活する上では使い勝手がよくないんだろう。 正直なところ、中古機ならネットや実店舗で探したほうが安いし、もうちょっと出せば安価な新品が買えると思う。そう伝えてみたものの、実際に使えることを確認している機種の方が信用できると譲らなかった。結局、購入時の8割程度の値段で交渉成立。自分が所有する機種なので、もちろん状態は良好。もうちょっと高く買ってもらおうと思っていたのだけれど、ほぼ交渉の余地もなく。自分の人当たりのよさが裏目