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OnePlus 6が届いた。

今年はもうスマホ買わないって決めていたのに、気づいたら手が滑っていた。
とはいえ、今回は自分用じゃないからセーフ。

母は昨年からHuawei P9 Liteを使っていて、それが不調だという連絡を年明けに受けていた。とりあえずの対応として、5月頃からは家に転がっていたNexus 5Xを代わりに使ってもらっていた。数ヶ月はきちんと動いていたらしいけど、8月末にそれが急に起動しなくなったとの連絡が入った。

Nexus 5Xに発生する再起動ループ問題はそれなりに有名で、アメリカではリコール扱いになっている。うちの個体は2年ほど問題なく動いていたから大丈夫だろうと思っていたのに、あっけなく逝ってしまった。
その可能性を見込んで母に渡す前にブートローダーアンロックしておいたので、幸いデータは無事救出できた。その過程は気が向いたら書き残しておきたい。

そんなわけで、新しいスマホが必要になった。
なぜか母の使うスマホは頻繁に不具合が生じる。あまりに頻度が高いので、母の陰謀説を密かに疑っている。 とりあえずメンテナンスが楽そうなiPhoneを提案したら、価格が高いからと断られた。
ケチって中途半端な端末を購入してもいいのだけれど、どうせならそれなりに性能の高い機種を買って不満なく長い期間使ってもらえるほうが こちらの精神衛生上 よいと考えた。ここから端末選びの旅が始まる。

まず、必要なストレージについて。
そもそもP9 Liteに起きた不具合は、microSDが原因のものだった。曰く、容量不足になったmicroSDカードを大容量のものと交換して以降、端末を再起動する度に撮影した画像が消えるようになったらしい。検証には端末の初期化が必要なのと、母にそれを拒まれたのが理由で、詳細は不明。
外部ストレージに対応しない機種であれば、そんな心配はいらないと考えた。そうすると、保存容量は32GB以上、できれば64GBほしい。

次に、メモリについて。
2018年現在の水準では、メモリは3GB程度あれば大体の用途で快適に動く。とはいえ、今後数年に渡って不満なく使ってもらうつもりなら、少なくとも4GB、可能であれば6GBほしい。自分のOnePlus 5Tでのメモリ使用率は常時3.5GB程度で、8GBまではいらないと判断。

SoCに関してはそれほどこだわりはないけど、できるだけメジャーなもの、つまりSnapdragon搭載機を選ぶことにした。HuaweiのKirinでもSamsungのExynosでも別にいいけど、Androidアプリの開発者はSnapdragon機への最適化に注力しているはずなので、そちらに合わせておいたほうが無難だと思う。母はスマホを重たい用途では使わないはずなので、SD660程度、なんならSD450くらいでも困ることはないはず。でも、それなりに長い期間不満なく使ってもらうつもりなら、いっそフラグシップのSD845でもいいかなと思った。

そんなわけで、自分が使っているOnePlus 5Tの後継機であるOnePlus 6に決めた。
理由は単純で、思考停止で選べたから。OnePlusは昔のAppleのように、ひとつの時期に1つの機種しか販売していない。予算を抑えるとなると海外スマホから選ぶしかないのだけれど、玉石混交の中から選ぶのが面倒だった。
そもそもOnePlusはフラグシップキラーをコンセプトに生まれたブランドなので、比較的安価な割に、ほとんどのユーザにとって十分な性能を持っている。自分が使っていても特に不満はないので、もうこれでいいや、と選んだ。

細かいところを言えば、OnePlus機に搭載されるOxygenOSが扱いやすい素直なカスタムに留まっていること、中華スマホでも最初から日本語に対応していること、日本で使われる周波数帯にほぼ完璧に対応していることなど、余計な手間がかからないのが魅力。

適当に検索して、購入時点で一番安かったGearBestから$450で購入。
自分はケースもフィルムも使っていないけれど、必要だと言われたのでそれらも調達した。フィルムは、こちらのサイトを眺めて良さげだったnillkinのものを選択。ebayで$11くらいだった。OnePlus純正のものが高品質でよさそうだったのだけど、主に費用面で妥協。

代わりに、ケースはOnePlus純正のものをAliexpressで$15で買った。手帳型で、マグネットで画面のオンオフができる。ストラップを付ける穴がないのと、ケースを留めるバンドが無いのが不満だそう。

OnePlus6のケースやガラスフィルムはこれがおすすめ!何種類か試してみた | ゆるちな.com

トータルで5.5万円くらい。
もしSD660で妥協できるなら、XiaomiのMi A2あたりが4GB/64GBで$200ちょっとでAndroid One機だからその方がいいかもしれない。
とはいえ、これで数年間安定稼働してくれると思えば悪い買い物ではないはず。

あと、設定アプリの中のステータスバーの項目を叩いたらアプリが強制終了するという絶妙な不具合を見つけてしまった。気づかれないうちに修正されることを祈っている。