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Windows 10でQuick Look。

QuickLookというWindows 10向けアプリを導入すると、macOSのQuick Lookができる。ファイルの中身をサクッと確認できてめちゃくちゃ便利なので、ピンときたらぜひ試してほしい。

僕はいままでWindowsを積んだパソコンしか買ったことがないけれど、特にWindowsというOSを愛しているわけではない。そもそも僕はライトユーザーだから、ブラウザが満足に動いてくれれば大抵のことは済ませられる。Chromebookがほしい。
現在は学生なので、MS Officeが必要になる機会はそれなりにある。ひとりで遊ぶ分にはファイルの互換性とかを気にしなくていいけど、人とやりとりしないといけないことがあるので、とりあえず無難な環境は確保しておきたい。だったらひとまずメインマシンはWindows機にしておこう、という思考過程でマシンを選んだ結果、現在はDellのXPS 13(9360)をメインで使っている。購入から1年半くらい経つけれど、大きな不満もなく、買ってよかったと思っている。また、最近はSSDの空き容量に余裕がなくなってきたから換装を検討している。

自分がmacOSの魅力だと感じている点は3つくらいあって、内蔵の辞書アプリとQuick Look、あとEmacsキーバインド。たぶん探したらもっとあると思う。
XPS 13を購入する前は、ASUSのX205TAという機種をメインで使っていた。Atom Z3735Fに2GBのメモリ、64GBのeMMCを積んで購入時の価格は3万円以下と、スペックと価格を削ぎ落としたようなマシン。真っ赤なボディが特徴で、外観に関してはXPS 13よりも気に入っている。

そのX205TAでWindows 8.1を使っていた頃は、Mac OS XのMission ControlとQuick Lookがめちゃくちゃ羨ましかった。あんまり羨ましいからDexpotというフリーソフトを導入してMission Controlを再現していたけれど、Windows 10で仮想デスクトップが使えるようになって解決した。Quick Lookの機能を実現するソフトもいくつかあったけど、X205TAのスペック不足もあり、諦めて そのまま忘れて いた。

で、今日インターネットをふらっと徘徊してたら、そのQuick Lookを実現できるQuickLookという名前のWindows 10アプリを見つけた。いろいろ気になる点はあるけど、リリースから1年以上経過してもストアに残ってるから大丈夫だということにする。
QuickLook | Microsoft Store

詳細は上のリンク先で確認できるけど、エクスプローラーで中身を覗きたいファイルを選択してスペースキーをポンと押すことで、そのファイルのプレビューが見られる。プレビュー中にスペースキーを押すとプレビューを終了し、エンターキーでプレビュー中のファイルをデフォルトのソフトで開く。字面はややこしいけど、触ってみたらすぐに慣れるはず。ここでデモ動画やGIF画像を添えておくと親切なブログになれるのはわかってるけどやらない。
ざっと見た感じでは、テキスト、画像や動画、PDFファイルくらいは扱える。Zipファイルの場合は展開せずに中身が確認できて便利。ちなみに、Officeファイルはプレビューできなかった。macOSのQuick Look機能は使ったことがないからどれくらいの再現度なのかはわからないけれど、自分の環境では快適に動作している。

そういえば、以前はMicrosoft ストアの利用にはMSアカウントが必須だったと思うけど、少なくとも現在(2018年11月)はそんなことないらしい。僕はOSのサインインにローカルアカウントを使っているけれど、問題なくアプリをインストールできた。MSアカウントでストアにサインインしておくと、複数端末でアプリの同期ができたりするみたい。

こんな 地味 便利なプレビュー機能を標準で搭載しているmacOSは素敵ですね。