スキップしてメイン コンテンツに移動

iOSとAndroid、あるいは宗旨変え(失敗)。

自分は自他公認のAndroid派である。そんな自分がiPhoneを購入した。

ちょうど iPhone 8 (Plus)/ X の発表もあったし、いい機会だと思って。
嘘。中古の iPhone 5c (White 16GB, Verizon) が送料込 $75で、相当安かったから。

なんでわざわざ好きでもないiPhoneを買おうと思ったかというと、CallKitなる機能が便利そうだったから。
CallKitというのは、アプリ通話の着信が iOS標準の電話と同じ画面で表示されるというiOS 10以降の機能。こちらでの生活は、ハングアウト(Google Voice)、メッセンジャー、Smartalk…と、諸々の通話アプリを使いそうなので、共通UIだといろいろと楽そうだと思った。

あと、iOS端末の対応周波数帯の広さ( 最近散々言ってる気がする )に惹かれた。
例のアメリカ版 0SIM (と勝手に呼んでる)、 FreedomPop SIM(AT&TのMVNO) が届いたけど、自分が持ってるグローバル版Nexus5(D821)はAT&TのLTEに対応していないそうで、3Gしか掴まない。実はSIMを注文した10分後くらいに気づいた。全く使えないわけではないからいいかと思ったものの、やっぱり使えたほうがいいよなあ、と気が変わ(るくらいに今回のiPhone 5c(White)が安か)った。

あ、なんでいまさらiPhone 5cかというと、好きだから。高級感がなくて、おもちゃっぽいのが好み。特にWhiteが好き。あと、人気がないから 安いのと、4インチのサイズ感が好き。このサイズでぼちぼち動くAndroid機が欲しい。

以下、購入前に調べ学習をして得た 今後使う予定のない 知見を少しメモ。


iPhoneって全世界で共通モデルだと思ってたんですが、どうやら違うらしい。同じモデル名のiPhoneにも複数の型番が存在し、対応周波数やらが微妙に異なるそう。米国で販売されるものでいうと、AT&TとT-Mobile、VerizonとSprintがそれぞれ同じ型番だとか。

そういえば、日本のApple Payは海外版のiPhoneでは使えないから云々という記事を見かけたことがある。搭載されているNFCチップが異なるとかなんとか。今回発表された最新機種では、世界中で同じようにApple Payが使えるようになった(:共通のNFCチップが採用された)そうな。

へえー、すごーい。

ところでSIMロックという概念は日本に固有のものだと思っていたけれど、海外、少なくともアメリカには存在するらしい。で、米キャリア版iPhoneにもかかっているそうだけれど、どうやらVerizon版(の、LTEに対応した) iPhoneは購入時からSIMロックがかかっていないらしい。アメリカでは、700MHzに対応する iPhoneにはSIMロックを掛けてはいけないという決まりだとかなんとか。よくわからん。

あと、日本で販売されている iPhoneは対応周波数の面ではかなり優秀(:世界中どこででも使える) らしい。ただし、サイレントモードでもシャッター音が消えないというトレードオフ。そんな優秀な国内キャリア版iPhoneが最近までSIMロックが解除できなかったことは皮肉である。


閑話休題。
ということでebayで見つけた$75の iPhone 5c (White)はVerizon版だった。つまり、間違いなくSIMフリーなので、AT&TのSIMでも使える。SIMロックがないなら、帰国後も活用するなり売るなりできそう。ただし技適は通っていない。
で、届いたのがこれ。

正直者にはWhiteに見える。

ちなみに僕には Blueに見えます。Whiteがよかったのに。
しかも、Excellent Condition!! って書かれてたけど、実際は画面に浮きがあった。
いろいろ不都合なので、 興味本位で 出品者に返品の相談をしてみた。

すぐに返信が来て、
ごめん、他の購入者に送るやつと間違えた!
送料は出品者負担で返金対応するよ。
とのこと。明日にでも送る。

やっぱり自分にはiPhoneは向いていないらしい。
1日に満たない短いお付き合いでした。ありがとう。