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アメリカで通信費を安くあげる(FreedomPop編)。

Wi-Fi環境がメインの人は、ひょっとすると役に立つかも。

ちなみに自分は日本ではドコモのタイプシンプルバリューなる通話のみのプランと 0SIM に飼い慣らされている奇人なので、普通に国内キャリアの回線で生活している人の場合は耐えられないかも。その場合は素直に大手キャリアやH2OあたりのMVNOのプリペイドプランなんかを使うといいと思う。多少の手間は気にしない、とりあえず最安運用がしたい、という気が合う人はぜひ読んでほしい。

さて、先日から散々チラつかせている FreedomPop
アメリカでは日本以上にMVNO(いわゆる格安SIM業者)が乱立している。このFreedomPopというのもMVNOのひとつで、回線提供元はAT&T。

スマホの通信環境を用意するにあたって、自分は通信費を節約したいというのはもちろんのこと、契約あるいは解約の面倒さを避けたいので、契約期間の縛りなどのない、できるだけ簡素なものを探した。

まず出てきたのは、大手キャリアのプリペイドプラン。各キャリアがプリペイドプランを提供しているが、基本的に通話とSMSが無制限で、データ通信量に応じて月額費が決まる。最低額はざっくり30ドル/月。しかし、自分は Google Voiceと心中することに決めた ので、特に無制限の通話/SMSはいらない。居住地と大学にはWi-FI環境があるので、データ通信1.5GBで45ドルとか払うくらいなら外でのネット環境いらないかな、と思う始末。各キャリアでタブレット端末用にデータ通信のみのプランがあるそうだけど、いろいろ面倒くさそうだったからパス。Apple SIMあるし 。


とはいえ、新天地でGoogleマップが使えないのは心細い。あ、ちなみに日本国外ではGoogle マップをオフラインで使える 地域があるから、対象であればダウンロードしておくと安心。しょうがないからMVNO各社を眺めていたのだけれど、そこで目に止まったのがFreedomPop なる アヤシイ名前の 会社。どうやら無料プランなるものがあるらしい。ここで 0SIM に会えるとは、という思いで詳細を眺めてみた。ざっくりこんな感じ。

無料プランでは、通話(ただしVoIP)が200分、SMSが500通、データ通信が200MBまで使える。ただし、ゴニョゴニョするとデータ通信を700MB/月まで増やすことができる。注意点として、至るところにトラップが仕掛けられていて、あの手この手で課金させようとしてくる。この点は日本の通信キャリアの比ではない。ちなみに、支払いにはクレジットカード、デビットカード、PayPalが使える。

これはいいかも、と思ってレビューなんかを見てみたところ、モノ自体は悪くないけどトラップが酷い、という書き込みがあちこちで見られた。軽く眺めたところでは、マイネ王に紹介があった くらいで、本格的に契約について書かれた日本語のサイトは見当たらなかった。せっかくなので人柱ごっこをしよう、と思ってやってみた。

ちなみに今回の冒険で参考になったのは こちらのサイト(英語)。めちゃくちゃ詳しく書かれているけどめちゃくちゃ文量が多い。

とりあえず全体の手続きとトラップ回避を済ませた。西海岸で1週間くらい使っているけれど、特に支障なく使えている。体感的には、壊滅的に通信が遅いということもない。

誰の役に立つんだろうと思いながらも、ちょっとずつ書き残していく。