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OnePlus 5Tが届いた。

想像以上に早く届いてしまってびっくりしている。

発売から1週間くらい経つのだけれど、まだネットではOnePlus 5Tが到着したという日本語の報告が見当たらない。ひょっとすると日本人としては早い方の入手かもしれないので、メモ。

先週発売された、OnePlus 5Tというスマホ。

どーん。

OnePlus社のスマホは当初はフラッグシップキラーと呼ばれていて、安価なのに高級機に引けを取らない性能が売りだった。そのコンセプトは今も同じなんだけど、最近は価格がじわじわ上がってきている。日本では販売されていなくて、販売圏はアメリカ、ヨーロッパ、一部アジアの国くらいだと思う。詳細はここに載ってる。

現在アメリカで生活しているのだけれど、直販価格なので日本から転送サービスやECサイト経由で買うより安いし、買ってしまえばスマホへの物欲も落ち着くか、ということで買った。ちなみに自分が購入したのは6GB/64GBの下位モデル。ちっとも下位じゃないけど。

日曜日の夕方に注文したら、火曜日の昼に届いた。
日本時間でいうと、月曜日の朝に注文して、水曜日の早朝に届いた。

話が違う。

購入画面では11日以内(自分が買ったときは10日だった気がする)に発送って書いてたから油断した。
簡単にレビューのようなものをしたいのだけれど、いかんせん自分がスマホに期待することが少ないから、何を書こうかと迷っている。

まず、スペックは他サイトに詳しく書かれている。公式はこちら
実機レビューも、英語でよければ他サイトに詳しく書かれている。あ、ギズモードに日本語記事があった。おしまい。

…だとちょっと寂しいので、つらつらと書き連ねる。


自分がこの機種に期待していることは、こんな感じ。

- 数年間継続して使える性能 (いままでのメイン機はNexus 5で、3年くらいは問題なく使えている)
- 広いLTEバンド (Nexus 5はY!mobile版なのでこちらでは3Gしか掴まない、一応実験はした)
- DSDS (帰国後は指定外デバイス料が乗らないFOMAの通話SIMと適当なデータSIMで運用したい)
- 綺麗なAndroid (この機種が搭載しているOSはOxygenOSというもので、素のAndroidにネギをかけた程度のカスタム。うどんが恋しい)
- カメラ (OnePlus 5T camera とでも検索したら作例が出るはず。手軽にそれっぽい写真が撮れれば自分には十分)
- バッテリーもち (しつこいけどNexus 5との比較。正直性能は足りてたけど、バッテリーに気を遣っていた)
- その他

果たして、これだけの需要のためにこの機種を買う必要があったのか。たぶんないと思う。
とにかく、自分にとってはこの機種への不安要素が見当たらなかった。先日 いろいろと機種の比較をしていた のもあり、これ以上悩む時間がもったいないと思って買った。ずば抜けた要素がなくても、上質な普通という素晴らしさはそのうち実感できるはず。

アレとよく似ている。

ハードウェア面で言えば、iPhone 7みたいな質感。つるんとした金属で、触り心地がよい。背面につく指紋は思ったより目立たない。たぶんOnePlus 5と似た感じだと思う。
カメラが少し出っ張っていて、置くとカタカタする。イヤホンジャックがついてるのはありがたい。使うかどうかは別にして、イヤホンの選択肢が減らないのは嬉しい。
前面から背面に変更になったことが本モデルの争点となっている指紋認証だけど、相変わらず爆速。自分は背面についているほうが好きなので、とても快適。

こんなかんじ。

インターネットの海に潜れば詳細なレビューなんていくらでも出てくるし、あいにくゲームはあまりしないので、デレステベンチは他サイト様に頼る。

One Plus機はDash Chargeという急速充電に対応していて、特に海外サイトでは現時点で世界最高の急速充電技術だと絶賛されている。どうやら1時間ちょっとでフル充電できるらしい。せっかくなので今度試してみよう。
普段使いとしては、半年くらい前に買ったXiaomiのもの を使う予定。愛用のXPS 13と充電環境を統一したい。

初回起動時にアプデきてた。

あと、公式フォーラムで、主にカメラまわりのアップデートが予告されている。予定されている内容はこんな感じ。

- 暗所での撮影時の画質向上、特に細部
- インカメラでの露出の最適化
- "Beautification mode"を特定のアジア圏でのみデフォルトで有効にする

あと、掲示板でも 主に煽り文句として 頻繁に見られるstatとやらの対策をした。このサイトでみつけた。
どうやらOxygenOSでは利用状況をOnePlusのサーバーに送信しているそうで、そのサービスを無効化する。

Developer Modeからadb debugを有効化して、コマンドプロンプト等から以下のコードを叩く。
adb shell
pm uninstall -k --user 0 net.oneplus.odm
以上。

今のところ、TWRPはUnofficial版のみが作成されている様子。

しばらくは非rootで使ってみようと思う。YouTubeのバックグラウンド再生にはiYTBPが使えるし、ボタンのカスタマイズはOxygenOSの標準機能になってるから、しばらくは不満がなさそう。
日本のSIMを挿すとシャッター音が鳴るようなので、帰国後に鬱陶しくなったら対応するつもり。将来的にこの機種のOSアップデートが打ち切られたとしても、LineageOSで延命ができるからそれなりに長く使えるはず。

ところでこのOnePlus 5T、赤モデルが出るそうで。
そっちがよかった…と言いたいところだけど、8GB RAMの上位版しかないようなので、まあいっか。

追記: 返品しました