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Apple Pencil でパズルを解くと楽しい。

自分は数独やクロスワードなんかのパズルが好きな人間だということを唐突に思い出した。
せっかくなのでiPad Proで数独を遊んでみたら、いろいろと都合がよかった。そんな話。

ものすごく得意なわけではないけれど、思えば小学生の頃からそういうパズル雑誌を買ってもらって、寝ろと促されても生返事を返して解き続けていてよく怒られた記憶がある。

中学生になる頃だったか、インターネットの海にはそういったパズルを放流してる人がいることを知った。解くのが好きな人もいれば、作るのが楽しい人もいるんだなー、と思った。
当時、そういうサイトのひとつに辿り着いたことがあったけど、プリンターの使い方も満足に理解してないくらいの知識だったので、どうすることもできず、そのまま回れ右した。PDFファイルで問題を公開してくれているものの、これをどう使えばいいんだろう…と思っていた。

それから数年後。iPod touch 4thを使っていた当時、App Storeに数独のアプリが転がってるのを見つけて、よく触っていた。が、どうも操作感が好きになれなかった。これはこれで楽しいけど、ゲームっぽさが強くて馴染めなかった。
入力するマスをタップして数字を選択する、というよくある仕組みだったけど、これがなんとなく気に食わないというか、好みじゃなかった。数独自体は好きだったけど、結局放置気味になった。


で、また数年が経って、気づけば手元にはiPad ProとApple Pencilがあった。
ふと何かに没頭したい気分になったのはいいものの、特別な趣味があるわけでもない。ちょっと考えて、そうか、数独をやってみようか、と思い立った。

App Storeで検索をかけて、以前遊んでいたアプリをインストールし…ようと思ったところで、どうせならApple Pencil対応のパズルアプリなんてないかな、と思いついた。が、ざっくり見たところでは見当たらず、さすがにそんなニッチなアプリはないか…と思ったところで、例のウェブサイトの存在を思い出した。しかも、いまの自分ならPDFの扱い方もわかる。ついでにプリンターの使い方も知ってる

というわけで、それらしい単語で検索し、 目についたサイト で、作者さんに頭を下げながらPDFファイルをダウンロード。
普段から使っている、GoodNotes というPDF書き込みアプリで開き、没頭した。


数時間遊んでわかったのは、自分は手を動かして数独を解くのが好きだということ。ポチポチ叩いて数字を埋めるのとは、ちょっと、かなり、違う。
ぼんやりとした日常生活とは違う集中のしかたをしているように感じた。これが脳が活性化されている状態かなあ、と思った。

あと、iPad Proがどうしようもなく優秀な存在に思えてきた。唯一無二というか。
もちろん、Surfaceなんかでも同じようなことは実現できるとは思う。が、あちらはWindows10を積んだ立派なパソコンというイメージなので、よりたくさんのことができるんだろう、と期待してしまう。それ故に、ちょっとした不満にストレスを溜めてしまうような気がする。

一方で、iPad Proはパソコンとは違うOSを搭載したタブレット。つまり、操作性が重視されて設計されたものだから、なんでもできると期待するものではないのだ、という認識がストレス軽減に役立っている。
そうは言っても、せっかくのiPad Proなんだから、キーボードも装備することでパソコンの代わりになることを期待して使う人もいる(はず)。正直、キーボードがあればパパッと文字入力ができていいな、とたまに思うことはあるから、それもひとつの方法なんだろうなーと思う。それでも、あくまで自分の場合は、用途に応じて端末を使い分けることがストレス軽減につながるというだけのこと。

まあ、好みだ。

某所で ”論文を読もうと思ってiPad Proを買った人間で、マトモに論文を読む用途で使う人はいない” という記述を見て、胸が痛んだ。刺さる。

なんだかんだ器用で、その気になればなんでもできてしまうiPad Pro。
マジメな用途で使おうと努力しているけど、つい遊んでしまう。しょうがないからiPad Proには息抜き用アプリを入れずに、別の端末に娯楽を集中させようと思う。よくある手法だけど。

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