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Mi5、iPad Proに屈する。

数ヶ月前に すぐにディスコンが決まった iPad Pro(9.7インチ、docomo版)を入手した。
で、Mi5とiPad Proを使い込みながら考えた結果、Mi5を手放すことにした。
資金に余裕があれば、両方持っててもよかったけど。

iPad Proの購入に踏み切らざるを得なかったのは、Apple Pencil のせい。
うっかり店頭で試したら、信じたくないくらいに自然な書き心地だった。
僕は絵を描かない描けないけど、PDFファイルに文字を書き込みながら読むのが捗りそうだと思った。

以前、 Transbook T90 Chi というASUSのWin10タブレットを使用していた。
この機種の購入動機もPDFファイルへの手書きだったのだけれど、8.9インチの画面サイズが自分に合わなかったのか、それともキーボードと分離するのが気に入らなかったのか、はたまたWin10タブレットという存在が気に食わなかったのかはわからないけど、とにかく手放してしまった。

こう書くと不満しかなかったように見えるけど、大量の文書を印刷せずに読めるのは便利だった。読むだけならスマホでもできないことはないけど、書き込みもするには、僕には小さすぎる。Androidタブレットの手書きにはいい印象がないし、どうしようかなーと思っていた。

ネットの海を徘徊してると、 reMarkableという電子ペーパータブレット を見つけた。要は、手書きができる大きいKindleというイメージ。
これはいいかも、でも未発売だし、と思いながら価格を確認すると、プレオーダーで $500弱。普通に購入すると、 $700超。ふーん…と思いつつ、この値段ならiPad Proと大差ないよな、という気の迷いが生じた。

で、気づいたら手元にiPad Proがあった、と。

どちらかと言えばiOSよりもAndroidのほうが好きだけど、iOSじゃなくてApple Pencilに惚れたんだから仕方ない。iPad Proは期待せずに使おう、というわけのわからない方針を進めたところ、小さい不満はあるものの、いまのところかなり満足している。

小さい不満というのは、iPadで掴んでいるWi-Fi回線をBluetoothテザリングで流せないことや、デフォルトのアプリを変更できないことなど。気にしない人は全然気にしないことだと思う。iOSは制約が厳しいことは了承済みだけど、Androidで放し飼いにされている自分としては、ちょっと不便。この制約があるからフツーの人にとって使いやすいんだろうなあ、とは思うけど。

自分にとって1番の不満で、かつどうしようもない点は、iPad ProおよびApple PencilがLightningポートを搭載していること。これがUSB Type-Cだったらなあ、と心の底から思う。もしそうだったら、XPS13やMi5と充電環境が共通で、恐ろしく未来だったのに、と。

実際、購入前からそこが1番の気がかりだった。購入を検討していた5月には、6月のWWDCで新型iPad Proが発表されるという噂がすでに流れていた。ディスプレイサイズにこだわりはないし、フレームレートも60Hzで十分だけど、新型がUSB Type-Cポートを積んでたらショックだ(し、たぶん購入直後でも買い換えるだろう)な、と。ただ、iPad ProがLightningポートじゃなくなるということは、必然的にApple Pencilも新型になるということ。それはないだろう、と自分に言い聞かせて、WWDCを待たずに購入に踏み切った。結果、自分にとって都合良い方向に転んだのだけど。


そんなこんなで、せっかくパソコンとスマホをUSB Type-Cで揃えたはずが、Lightningポートが仲間入りしてしまった。となると、もはやmicroUSBのNexus5が混ざっていても、大きな問題ではない。
その上iPad Proを使う時間が長くなったので、相対的にスマホを触る時間が短くなった。つまり、スマホの電池持ちや処理能力に期待する必要がなくなった。

じゃあ、ということで、先日Mi5を手放した。2000円くらいのマイナスで収まったので、1ヶ月くらい遊んだから、自分にとっては許容範囲。本体を手放してしまったので、以後、Mi5の情報が更新されることはたぶんない。はず。

引退したかと思いきや、あっという間に現役復帰を果たしたNexus5。
…と言いたいところだけど、春先にNexus5からMNPして入手したドコモのAndroidケータイ、SH-06Gがいま個人的にアツイ。
テンキーをポチポチ叩くの、割と好きなので。
通話用SIMを刺した状態でiPad Proと持ち歩いて、どこまで実用的に使えるのか、という遊びを始めた。

自分、懲りないなあ。

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