そんなわけで、単体で音楽再生しているときはGear IconXをAndroidスマホに接続させない方法を考えた。非常に泥臭い方法になったけど、だいたい自分の思い通りの再生環境が作れたのでメモ。
今回実現したいことを整理すると、こんな感じ。
- Gear IconXが接続されていて
- スマホのディスプレイがオフで
- スマホで音楽を再生していない場合
に、スマホとGear IconXとの接続を切りたい。ただし、Bluetooth自体は常にオンにしておきたい。
そんなわけで、なんとなくこんな設定が完成した。
|
雰囲気が伝わってほしい。 |
|
一番目の中身。 |
音楽が再生中であることを検出する方法が見当たらなくて困った。できるだけTasker単体で実現したかったけど、諦めて外部アプリを頼った。Bluetoothを切るまでに数秒のゆとりを持たせているのは、曲と曲との間で接続が切られてしまうことがあったから。もうちょっとスッキリさせられるんだろうなあと思いつつも、とりあえずうまく動いているので満足。
ところで、以前はBT Connectedの条件を選べなかった気がする。おそらく、先日Taskerがマテリアルデザインに対応したときに追加されたんだと思う。
少し気になっているのは二番目のプロファイル。一時間ごとにBluetoothをオンにするように設定したはずなのに、一番目のタスクが実行されてBluetoothが切れると即座にオンになる。
したがって、実際の挙動は、三つの条件が整うとBluetoothが切断され、それから一定間隔でBluetoothがオンになり、再度Gear IconXが接続された瞬間にBluetoothが切断され…という動作を繰り返す。実用上は支障はないけれど、バッテリーもちに影響しないか気になる。
なんとなくうまく動いているけれど、一箇所だけ思い通りにいかなかった。スマホから音楽を再生している時に、Bluetooth接続を解除して単体での再生に移行したいとき。
スマホ側の再生を停止して消灯すると、先述の通りBluetoothのオンオフが繰り返される。つまり、Gear IconX側ではBluetooth接続と切断の通知音が延々と鳴り続けることになる。ただし、自分にとってはそんな状況はあまりないし、元の状態よりはよっぽど快適なので満足。
手探りながらも、スマホを使っていて気になったことをTaskerでなんとなく解消できるのが楽しい。