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FireFox Sendでファイル共有。

FireFoxの試験サービス、Sendというものを知った。
ファイルを暗号化して共有できるURLを手軽に生成できるサービス。一度リンクが開かれるか、24時間経過するとリンクが無効になる。
これ以上ないくらいシンプルで、とても使いやすそう。

なんとなくネットの海を放浪していたら、Gizmodoのこの記事に辿りついた。

パソコンやらスマホやらを使っていて、面倒なことの筆頭といえばファイル共有。

クラウドの時代とはいえども、互いがパソコンを使っている場合はUSBメモリなんかでやり取りしてしまうことが多そう。
相手が近くにいたらそれでいいけど、離れた場所にいるときはどうしよう。Dropboxなんかにアップロードして、ログインしなくてもファイルを見れるように設定して、URLをコピーして、相手に送る。時々やるけど、一回ファイルを送るためだけにここまでするのは自分には面倒。

スマホだとどうなるか。画像ならLINEなんかのチャットツールで送るのが一般的だけど、その他のファイル、例えば音声ファイルを送りたい時、どうやって送ろうかと悩む。AirDropはかなり使いやすそうだけど、あの機能が使えるのはApple製品を使っている人だけ。Android Beamは、使いそうで使わないし、なんとなく使い勝手が悪い。
ファイルサイズが小さければ、Gmailなんかに添付して送れば済みそう。大きいファイルの場合は、Send Anywhere (iOS/Android)とかのアプリを使えば簡単に共有できるけど、そのために相手にアプリをダウンロードしてもらうのも気が引ける。

じゃあ、どうするか。
ファイルをアップロードして共有リンクを取得できるファイル転送サイトを使うのが楽そう。たとえば、宅ふぁいる便データ便。これらでも役割は果たせるけど、見た目がごちゃごちゃしているので個人的にはあまり好きじゃない。あと、両者とも会員登録無しでも使えるけど、登録することを推奨している。それならオンラインストレージでURLを取得したほうが早いと思い、あまり使っていない。ちなみにメインで使っているのはBox

そこで、今回見つけたFirefox Send

名前の通り、Firefoxが提供するサービス。たぶん、”Send”がサービス名。
アップロードしたファイルを暗号化して共有できる。生成されるリンクは、一度クリックされるか24時間経過すると無効になる。推奨されているファイルサイズは1GBまで。パスワードを設定することもできる。


Firefoxじゃなくても使える。

おそらく、送る側が手軽に使えるのはこちらだと思う。スマホからでも使えるはずなので、リンクをクリックして試してほしい。ちなみにAndroidスマホ、WindowsのChromeからはうまくいったけど、手元のiPad Proで試したらアップロード中にエラーが出た。iOSでは使えないんだろうか。

普段使うにも、”Firefox Send”でGoogle検索して、一番上のURLをクリック。そこからワンクリックでファイル選択画面に移行。送信したいファイルを選んだら、あとは生成されたURLを相手に送りつけるだけ。迷う要素がない。

かわいい。

このFirefox SendはFirefox Test Pilotなる試験サービスだそうで、そのうち使えなくなるかも。あるいは、正式サービスとして運用されるようになる。後者に期待。