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Moto G4にLineageOS 14.1を導入。

新しいスマホが到着したその日に保証を無効にする暴挙。
しかも、自分のスマホじゃないのでタチが悪い。

相変わらずアメリカネタ。Cricket Wirelessというキャリアのスマホを使っている友人に、デフォルトでは塞がれているテザリングを月額課金せずに使いたいと相談を受けた。いろいろといじってみたところ、やらかして友人のAndroidスマホを文鎮化させた。その後、代わりになる機種を予算100ドル程度で選んだ。どうやらそのスマホが届いたらしい。

購入したのは、Motorola (Lenovo?どっちだろう) の Moto G 4th Gen。今回は価格を最優先したため、指紋認証のあるPlusではないモデルでストレージは16GB。セールだったのもあり、109ドルで購入。自分のY! mobile版 Nexus 5ではテザリングが使えたので、SIMロックのかかっていない機種だったら問題なく使えるはず、という計画。

嬉々として初期設定を済ませ、テザリングをオンにしようとすると、使えない。先代であるGalaxy Sol (Cricket WirelessのSIMロック機)と同じエラーが出る。もっともこれはキャリア非公認の方法であって、本来は使えてしまってはいけないのだけれど。むしろ自分のNexus 5では問題なくテザリングが使えたのが不思議。(アメリカから見て)国外で販売されているSIMフリー機だからだろうか。

困った、話が違うという顔を友人がこちらに向けていた。どうしよう。

Google先生に相談したところ、どうやら net.tethering.noprovisioning=true というコードをbuild.propというシステムファイルに書き足してやればいいらしい。
root権限を取得してbuild.propを編集するのが筋かなあと思ったけど、それにはカスタムカーネルの導入が必要らしい。それ自体は簡単な作業だとしても、人が使うスマホのrootを取ってしまうと、初期化した時なんかにややこしそう。パス。
もうちょっと調べてみると、build.propはrootを取らなくてもTWRPさえ導入できれば編集できるらしい。とはいえ、いずれにしてもブートローダーアンロックは必須。

だったら、いっそのことLineageOSを焼いてしまおうか。
Stock ROMのbuild.propを編集した場合はアップデートがあった時に再度作業が必要そうだけど、カスタムROMを焼いてしまえば関係なさそう。しかも、テザリングが使えたNexus 5にもLineageOSを導入しているので、こちらなら確実にテザリングが使えるはず。

というわけで、到着して数時間しか経っていないスマホの保証をなくし、ブートローダーアンロック、LineageOSを導入した。あと、ついでにブートローダーをアンロックした機種に表示される起動時の警告画面を別のものに差し替えた。ブートローダーさえきちんとアンロックできれば大丈夫。

この機種は、公式にブートローダーアンロックの方法が紹介されている。ただし、Motorola Accountの作成が必要で、この個体をアンロックしたという端末情報があちらに渡る。やらかしてサポートに泣きついた時に突き返される証拠にされるんだと思う。

今回の実験に使った材料はこちら。

- Open GApps (ARM 32bit、 Android 7.1 (LineageOS 14.1の場合)、 Variantはお好みで。自分はpicoを選んだ)

Moto G4のカスタムリカバリやカスタムROMのファイルはMoto G4 Plusと共通で、Moto G4 Playだけ違うみたい。ちなみにMoto G4 (Plus)のコードネームはAtheneで、PlayはHarpia。

TWRP、LineageOSを導入する手順は他機種と同じなので省略。xdaのページはここ
作業は問題なく完了した。よくわからなかったのが、64ビット機向けGAppsを焼こうとしたらエラーが出たこと。本機が搭載しているSoC、Snapdragon 617はQualcommのサイトでは64ビットらしいのだけれど。32ビット機向けGAppsを焼いてみたら問題なく通った。

あと、起動時のロゴを焼き変えた。いつからか知らないけれど、ブートローダーをアンロックしたAndroid機は起動時に警告画面が表示されるようになっている。自分が使う場合は構わないけれど、友人が起動するたびに警告画面が出るのは心臓に悪いかなと思って。

こんなのが出る。

こうなった。
必要なファイルはここから入手できる。手順は、ブートローダーを起動したMoto G4 (Plus)をパソコンに接続し、以下のfastbootコマンドでlogoファイルを焼くだけ。

fastboot flash logo logo.bin

そんなわけで、今回は実験成功。結果は良好でテザリングもうまくいった。
アンロックを行うと内部ストレージが初期化されるけど、購入したところなので問題なし。
動作もスムーズだそうで、文句なし。

やっと肩の荷が下りた。