元号が変わる瞬間を国内で過ごす重圧に耐えられなかったので、国外に避難することにした。
所属する大学のプログラムで大連に行きたい学生を募集していて、軽い気持ちで応募したら通ってしまった。7泊8日を過ごすことになっていて、現在は到着から数日が経過した。
トライパック 45 | mont-bell
これは機内持ち込みが可能な最大サイズのバッグで検索した時に出てきたもので、こちらのブログを参考にした。
小旅行に最適!『モンベル トライパック 45L』レビュー。機内持ち込みギリギリサイズのバックパック | トバログ
自分がめんどくさがりな性格だということもあり、できるだけ余計なことを考えなくて済むように意識した。
到着から数日経過した現時点ではまったく困っておらず、最後まで快適に過ごせそう。自分が電子決済の利点だと感じていることをいくつか書き並べる。
ただ、過去の経験では、いざ支払う場面になってから、どれがいくらの通貨なのかわからなくて焦ることが多かった。また、おつりをもらった時にも、ごまかされていないか自信がもてないのが嫌だなあと思うことがあった。
今回、現地のローソンでモノを買ったときに、1回目のスキャンで決済がうまく通らなくて、もう一度QRコードをスキャンされたことがあった。二重に引き落とされたのかなあと思ったけど、数分後に確認したら重複する決済がきちんと払い戻されていた。
自分が2019年4月に開設したWeChatアカウントでは、人からの送金を受け取ることができなかった。僕は中国国内の銀行口座も持っていないので、現時点では入金する手段がほぼ存在しない。ちなみに、同時期に開設したAlipayアカウントでは、友人からの送金を受け取ることができた。どちらでも多くの店で使えるので、こちらの方が無難かもしれない。
ネットで調べて出てきた情報をなぞっただけではあるけれど、自分が取った手法を書く。
自分ひとりでWeChat Payを有効化しようとすると、 "中国国内の身分証明が必要です" という旨のメッセージが出て、先に進めない。これについては、既にWeChat Payを使用している人からの送金を受け(ようとす)ることで、WeChat Pay機能を有効化することができる。ただし、今回は送金を受け取ること自体はできなかった。
自分は中国人の友人に送金してもらった。このとき自分が受け取れなかったお金は、24時間が経過すると送金主の元に返還される。
そんなにレートは良くないけど、利便性と好奇心を満たすための出費としては悪くないと考えて利用した。自分がアクセスした時には公式サイトにクーポンコードが落ちていた。換金レートが申しわけ程度に良くなる。
Pocket Change
あと、空港でこの機械を見つけるのに時間がかかった。今回利用した関西空港にもいくつか設置されているらしく、自分は1階で見つけた。
それから、この機械を使って交通系ICカードにチャージしようとしている外国人観光客に助けを求められて、一万円札を入れて3000円だけチャージしたいとのことだった。Pocket Changeに紙幣を入金した場合は全額を変換することしかできないようで、今回の用途には適さない。空港のどこかに専用のチャージ機がある気がしたけど場所に心当たりがなかったので、コンビニのレジで処理してもらうことにした。
中国・深センでモバイル決済「WeChatPay」を体験 日本でチャージに成功するも“お金をドブに捨てた”記者の顛末記 (1/2) | IT Media NEWS
【中国聯通香港】 プリペイド/SIMカード | Amazon.co.jp
また、旅行用にSIMカードを用意する時は、日常的に消費する通信量より少し多いくらいを用意しておくのがいいと思う。地図アプリなどを多用していると、予想以上にデータ量を消費していることがある。スマホが使えない不安に悩まされるくらいなら、少しの出費で万全な通信環境を整えておいた方が精神衛生上よいと思う。
中国以外の国であれば、たとえば動画サイトの公開地域が限定されているものを視聴したい時にVPNが役立つかもしれない。
中途半端なモデルを買ってもどうせ上位機種が欲しくなるだろうと思ったので、今回は最初から最上位機種を選んだ。Amazonアウトレットで外箱にほんの少し傷みがあるものを割安で購入できた。充電ポートがmicroUSBなのが気がかりではあったけど、予想以上に快適なので購入してよかった。
普段はまったく使うことがないけれど、今回ばかりはモバイルバッテリーを荷物に入れたことを念入りに確認した。
荷物に関してはそれなりに考えて準備してきたので、概ね快適に過ごせている。
予想していた以上に空気が悪く、スマホアプリの安っぽいフィルタをかけたみたいに白っぽく濁っているのが少し気になる。
所属する大学のプログラムで大連に行きたい学生を募集していて、軽い気持ちで応募したら通ってしまった。7泊8日を過ごすことになっていて、現在は到着から数日が経過した。
基本方針
荷物を減らす
具体的には、少なくとも往路の荷物は機内持ち込みだけで収まるようにした。愛用しているバッグはモンベルのトライパック 45。トライパック 45 | mont-bell
これは機内持ち込みが可能な最大サイズのバッグで検索した時に出てきたもので、こちらのブログを参考にした。
小旅行に最適!『モンベル トライパック 45L』レビュー。機内持ち込みギリギリサイズのバックパック | トバログ
心配事を減らす
上にも関連する。自分で管理できる程度の荷物にまとめることで、ロストバゲッジを恐れたり、預け荷物の行列で待たされたりといった不安要素を減らした。自分がめんどくさがりな性格だということもあり、できるだけ余計なことを考えなくて済むように意識した。
現金の使用を控える
今回の行き先が中国だということもあり、QRコード決済でどれくらい生きていけるのかが気になった。軽く調べたところ、大きい都市では微信支付(WeChat Pay)が使えない場面がほとんどなさそうだったので、これをメインにすることにした。とはいえ、現金も200元(日本円で3500円くらい)用意した。もし必要になればクレジットカードのキャッシングでなんとかできることはあらかじめ確認している。到着から数日経過した現時点ではまったく困っておらず、最後まで快適に過ごせそう。自分が電子決済の利点だと感じていることをいくつか書き並べる。
記録をつけやすい
現金で、しかも外貨で決済した場合、どこで何にいくら使ったのかがわからなくなることが多い。自分はそのあたりをできるだけ正確に把握したい性格の人間で、過去の海外旅行では困ることが多かった。電子決済は全ての決済に跡が残るため、見返しやすい。管理が楽
普段と違う貨幣を使うことが海外旅行の魅力だという考えは理解できるし、自分もそう感じることはある。ただ、過去の経験では、いざ支払う場面になってから、どれがいくらの通貨なのかわからなくて焦ることが多かった。また、おつりをもらった時にも、ごまかされていないか自信がもてないのが嫌だなあと思うことがあった。
今回、現地のローソンでモノを買ったときに、1回目のスキャンで決済がうまく通らなくて、もう一度QRコードをスキャンされたことがあった。二重に引き落とされたのかなあと思ったけど、数分後に確認したら重複する決済がきちんと払い戻されていた。
WeChat Payの準備
その気になって少し調べたらすぐに出てくる情報ではあるけれど、中国国外の人間がWeChat Payを使うのはそれなりにハードルが高い。アカウントの開設時期によっても条件が異なるようなので、ネットで調べるときは新しい情報かどうかを確認した方がいい。自分が2019年4月に開設したWeChatアカウントでは、人からの送金を受け取ることができなかった。僕は中国国内の銀行口座も持っていないので、現時点では入金する手段がほぼ存在しない。ちなみに、同時期に開設したAlipayアカウントでは、友人からの送金を受け取ることができた。どちらでも多くの店で使えるので、こちらの方が無難かもしれない。
ネットで調べて出てきた情報をなぞっただけではあるけれど、自分が取った手法を書く。
WeChatアカウントの開設
これはなんとでもなる。WeChat Payの有効化
ひとつめの壁。WeChat Payの機能はWeChatアプリに含まれているけれど、WeChatが使えるからといって支払いができるわけではない。日本でも同じような色のチャットアプリがあるけど、だいたいアレのPayと同じイメージ。自分ひとりでWeChat Payを有効化しようとすると、 "中国国内の身分証明が必要です" という旨のメッセージが出て、先に進めない。これについては、既にWeChat Payを使用している人からの送金を受け(ようとす)ることで、WeChat Pay機能を有効化することができる。ただし、今回は送金を受け取ること自体はできなかった。
自分は中国人の友人に送金してもらった。このとき自分が受け取れなかったお金は、24時間が経過すると送金主の元に返還される。
チャージ
最後に、空港などに設置されているPocket Changeという機械でチャージする。本来は旅行で余った外貨を電子マネーなどに換金できる機械で、空港や一部の旅行代理店なんかに設置されている。日本人がWeChat Payに入金するための抜け道としてこの機械が使えるそうで、インターネット各所で紹介されている。そんなにレートは良くないけど、利便性と好奇心を満たすための出費としては悪くないと考えて利用した。自分がアクセスした時には公式サイトにクーポンコードが落ちていた。換金レートが申しわけ程度に良くなる。
Pocket Change
あと、空港でこの機械を見つけるのに時間がかかった。今回利用した関西空港にもいくつか設置されているらしく、自分は1階で見つけた。
それから、この機械を使って交通系ICカードにチャージしようとしている外国人観光客に助けを求められて、一万円札を入れて3000円だけチャージしたいとのことだった。Pocket Changeに紙幣を入金した場合は全額を変換することしかできないようで、今回の用途には適さない。空港のどこかに専用のチャージ機がある気がしたけど場所に心当たりがなかったので、コンビニのレジで処理してもらうことにした。
その他
このようなレポートもあるので、もしかすると登録時の電話番号宛のSMSも受信できるようにしている方がいいかもしれない。自分は日本を出発する前にSIMカードを挿し替えておいたけど、特に改めてログインを要求されることもなく、困らなかった。中国・深センでモバイル決済「WeChatPay」を体験 日本でチャージに成功するも“お金をドブに捨てた”記者の顛末記 (1/2) | IT Media NEWS
意識して用意したもの
今回の旅行にあたり、特に必要だろうと思って準備したものがいくつかある。SIMフリースマホ
自分がメイン端末として使っているスマホはOnePlus 5Tという機種で、世界中で使われている周波数帯のほとんどに対応している。この点を重視してこのスマホを選んだし、SIMロックも最初からかかっていない。日本の通信キャリアで売られているスマホをSIMロック解除しても、そもそもスマホ本体がその地域で使われる周波数帯に対応していない場合は現地の電波を掴めない。ただし、iPhoneであればまず間違いなく使えるので心配しなくて済む。SIMカード
中国では通信の検閲があるので、中国国外のサービスの多くが使えない。香港経由の回線で通信すれば問題なく使えるそうなので、これを購入した。ときどき電波が途切れることがあるけど、機内モードを切り替えて掴み直させれば問題なく動作している。【中国聯通香港】 プリペイド/SIMカード | Amazon.co.jp
また、旅行用にSIMカードを用意する時は、日常的に消費する通信量より少し多いくらいを用意しておくのがいいと思う。地図アプリなどを多用していると、予想以上にデータ量を消費していることがある。スマホが使えない不安に悩まされるくらいなら、少しの出費で万全な通信環境を整えておいた方が精神衛生上よいと思う。
VPN環境
Wi-Fiが使える環境ではなるべくそちらを使いたかったので、日本のネットワークを経由できるようにVPN環境をスマホに導入しておいた。ただし、自分の環境では通信が不安定で、あまり快適とは言えない。そもそも日本と比較したらほとんどの国の固定回線の質は良くないので、過度な期待はしないほうがよさそう。中国以外の国であれば、たとえば動画サイトの公開地域が限定されているものを視聴したい時にVPNが役立つかもしれない。
ノイズキャンセリングイヤホン
以前から狙っていたWI-1000Xを購入した。自分は普段から交通費をケチることが多いので、ノイズキャンセリングイヤホンが欲しいと思う場面が多かった。中途半端なモデルを買ってもどうせ上位機種が欲しくなるだろうと思ったので、今回は最初から最上位機種を選んだ。Amazonアウトレットで外箱にほんの少し傷みがあるものを割安で購入できた。充電ポートがmicroUSBなのが気がかりではあったけど、予想以上に快適なので購入してよかった。
モバイルバッテリー
先述したように、今回の旅行はQRコード決済に依存している。となれば、スマホの電源は文字通り死活問題となる。街中には有料の充電コーナーがあるけど、これ自体がQRコード決済にしか対応しておらず、スマホの電源が切れていたら使えない。普段はまったく使うことがないけれど、今回ばかりはモバイルバッテリーを荷物に入れたことを念入りに確認した。
持ってきたらよかったもの
長い充電ケーブル
荷物を減らすことばかりを意識して短いケーブルを持ってきたけど、宿泊先の枕元では不便なので、長めのケーブルを用意しておくべきだったと後悔した。コンセントの位置にもばらつきがあるし。可能であれば、長くてしなやかなケーブルだと扱いやすくて良い。必要なかったもの
過剰な衣類
荷物はそれなりに厳選したつもりではあったけど、いざ着いてみるともう少し減らせたなあと思う。コンセントの変換コネクタ
これは持ってこようと思って忘れてきたものだったけれど、着いてみれば日本のものがそのまま使用できた。これは国によるので、事前にきちんと確認しておくべき。荷物に関してはそれなりに考えて準備してきたので、概ね快適に過ごせている。
予想していた以上に空気が悪く、スマホアプリの安っぽいフィルタをかけたみたいに白っぽく濁っているのが少し気になる。
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