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YouTube Music Premium を契約した。

正確には一ヶ月前から試用していて、数日前に無料期間が終了した。試用を開始したときに自動更新をしないよう設定していたので、無料期間の終了とともに曲を選択できなくなった。
予想どおりというか予想以上というか、とにかく自分にとって使い勝手が良いサービスだと感じたので、迷わず有料契約した。いまさらではあるけど、雑感をメモ。

Google Home (Mini) と相性がよい

Google が提供するサービスであるということを考えると当たり前ではあるが、YouTube Music は Google アシスタント搭載端末との相性が良い。具体的には、Google アカウントさえあれば、無料版 YouTube Music でとりあえず音楽を流すことができる。
設定の過程で Google アカウントが必要となるので、結果的に Google Home をセットアップできた人は誰でも音楽を再生できる状態になる。これまでは Spotify の無料アカウントを紐づける必要があったが、これが必須ではなくなる。人に勧める場合に助かる。

曲が豊富

YouTube Music では、Spotify などのストリーミングサービスでは提供されていない曲、たとえば日本の男性アイドルグループの曲なども再生できる(ものがある)。これは、その動画が公式であろうがなかろうが、YouTube にアップロードされた動画はすべて YouTube Music のコンテンツとして再生できるため。どことなく iTunes Match を彷彿とさせる。

音量が小さい

Google Home Mini 以外の環境ではどうなのか知らないけれど、Play Music などと比較してコンテンツ全体の音量が小さい。YouTube Music だけを使用している場合は問題ないが、Play Music や Spotify などと切り替えて再生していると、音量を微調整する必要がある。

料金

他のサービスと横並びで、特筆する点はないと思う。Google Play 残高での支払いが可能なので、コンビニなどで不定期に行われるセールのタイミングでギフトカードを買い込んでおくと、少しは割安になるかもしれない。
どうせなら 980円/月 の通常プランよりも 1480円/月 のファミリープランの方が良さそうだと感じたので、実家の家族を誘ってみた。すると、お金を払ってまで音楽を聴きたくないという(これはこれで力強い)回答を得たので、そうですか、と自分だけ契約した。
また、YouTube Music Premium と YouTube Premium は別物だけど、契約画面が同じような顔をしているので間違えそうになった。後者は前者を包含しているので、YouTube Premium を契約すると、音楽も無制限に再生できるようになる。今回は音楽だけでよかったので、前者を契約した。
Music Premium - YouTube

途中で自分が学生であることを思い出したので、480円/月 の学割プランを適用することにした。学生であるという認証のために、SheerID という機関を経由するらしい。
大学のポータルサイトにログインすることで認証が完了するシステムになっているようだけれど、今回はうまくいかなかった。代わりに、学生であることを証明できる書類の提出が必要となった。指示通りに学生証の画像をアップロードしたが、留年しているためか、弾かれた。しょうがないから在学証明書を発行してもう一度試したら通った。

当初は、以下の記事のように自分で環境を整えようと思っていた。
Google Home自身でYoutubeの音楽を再生する - Qiita

これは技術的にはとても楽しそうではあるが、自分がGoogle Home Mini が複数台所有していることなどを考えて、素直に有料プランを契約した方が楽で使い勝手が良さそうだと感じた。
コンテンツの海賊版サイトとかの話にも通じることだけれど、わざわざ迂回するのが面倒に感じられるくらいに正規のサービスが使いやすくなれば、自ずとユーザが正規の手段に流れていくと思う。

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